- 2022.07.6
第五十一稿「組織に働く慣性の法則」-変革を拒む現状維持への執着-
■組織にもある慣性の法則 物理学の基本法則の一つ「慣性の法則」は、「静止している物体はいつまでも静止し続ける。」。「運動している物体はいつまでも等速直線運動を続ける。」というものです。この慣性の法則は組織にもあてはまると...続きを読む
- 2022.06.23
第五十稿「DXで再び脚光を浴びるチェンジマネジメント」-DXを拒むチェンジモンスター
■DXの阻害要因はデジタル化の遅れではなく「人」の問題 DXの必要性が叫ばれる中で、なかなか推進できずに困っている企業が少なくありません。 その理由としてデジタル化の遅れが指摘されることが多いのですが、実はDX阻害の主要...続きを読む
- 2022.06.14
第四十九稿「VUCA時代のサーバントリーダーシップ」-社員が自律的に行動する組織へ-
■VUCA時代とは VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉です。現代は...続きを読む
- 2022.06.6
第四十八稿「ビジネスに生かせるメタ認知」-自分を客観視できる自分をつくる-
■メタ認知とは メタ認知とは、自分の認知活動を客観的にとらえること、その能力のことを意味します。なぜ今、自分は怒っているのか、悲しんでいるのか、そうした自分の思考や行動、感情を、自分自身を超越した場所から客観的に見ること...続きを読む
- 2022.05.25
第四十七稿「部署間のやりとりもサービスとして考える」-内部顧客としての関連部署-
■社内部署も内部顧客と考えるISO9000 ISO9000では、「顧客は、組織の内部又は外部のいずれでもあり得る」と定義されています。 プロセスアプローチを採用するISO9000が、仕事のプロセス間の相互関係を把握して、...続きを読む
- 2022.04.27
第四十六稿「社員のやる気が会社を元気にする」-低いモチベーションは伝染する-
■G8の中で最下位、日本人の「やる気」 少し古い調査ですが、T社が2012年に行った行われた調査によると、「会社に貢献したい」という意欲の高い日本人の割合は全社員のうち3%でした。この調査では、日本人の貢献意欲はG8の中...続きを読む
- 2022.04.14
第四十五稿「変革の時代だからこそSWOT分析が重要に」-間近に迫るチャンスやリスクを見逃さない-
■SWOT分析は時代遅れか SWOT分析は時代遅れといって否定する人がいます。しかし、自社の強みや弱み、機会、脅威をきちんと把握できている企業はどれほどあるでしょうか。特に現代においては、機会や脅威が突然現れたかと思うと...続きを読む
- 2022.03.30
第四十四稿「問題の根本原因にはレベルがある」-方針、基準、手順、能力-
■問題の当事者が解決できない理由 どこの組織でも何らかの問題が日々起きていて、管理者や経営者を悩ませています。問題を起こした担当者は叱責され、再発しないよう関係者まで強く指示されるにもかかわらず、同じような問題が何度も起...続きを読む
- 2022.03.9
第四十三稿「過度な属人化が引き起こす隠蔽・不正」-トラブルの温床となる業務の属人化-
■表に出にくい属人化の闇-表に出たときは時すでに遅し- 特定の人しか業務を担当できない状態が長く続いてしまうと、その人が不適切なことをしていても誰も気づけなくなってしまいます。業務上のミスをごまかす程度であればまだしも、...続きを読む
- 2022.02.22
第四十二稿「勉強が出来る人は学習方略を知っている」-勉強が不可欠な時代を生き抜くために-
■受験や資格試験に失敗しても有能な人がいる理由 高学歴、難関資格合格者に成功する人が多い一方で、受験や資格試験に失敗しても様々な分野で成功した人がいることも確かです。高学歴、難関資格合格者の中にも、その後の人生でつまずい...続きを読む