- 2025.07.2
第八十九稿「学びつつづけるラーニングアジリティの時代―学歴・資格だけでは生きていかない―」
■ラーニングアジリティとは ラーニングアジリティとは、「新しい状況において、過去の経験にとらわれず、柔軟かつ迅速に学び、適応し、成果を出す力」を指します。要するに、急激に変化する現代においては、新しく出てきた考え方や技術...続きを読む
- 2025.06.17
第八十八稿「若手社員のビジネススキル低下―進行する組織の弱体化を引き止める―」
■若手社員のビジネススキル低下が問題に 自社の商品のことをうまく説明できない、注文請書の意味がわからない、ビジネスメールが書けないといった若手社員のビジネススキル低下が問題になっています。若手社員のやる気や能力の問題とい...続きを読む
- 2025.05.8
第八十七稿「リスキリングで加速する学歴社会から最新学習歴社会へのシフト―フィンランドに学ぶ本来の高学歴」
■学歴社会から最新学習歴社会へ 昨今、急激な技術革新や産業構造の変化によって、学歴社会の限界があらわになってきています。はるか昔の学生時代に習得した知識や技能だけで、この先に待っている新たな時代を乗り越えることはもはや不...続きを読む
- 2025.04.14
第八十六稿「群盲象を評す―現代ビジネスパーソンが古い寓話から学ぶべき教訓―」
■群盲象を評す インドで6人の盲目の男が象に会いたいと出かけた。彼らはそれぞれが異なる部位を触った上で、象のことを壁、蛇、樹、扇、ロープのようであると主張し、意見が対立した・・・ 「群盲象を評す」は、盲人たちが象の一部に...続きを読む
- 2025.03.17
第八十五稿「DXによる情報共有と情報セキュリティによるアクセス制限」―共有と制限のどちらをとるべきか―
■部署の壁を越えた情報共有の拡大が求められるDX DXに取り組んでいる企業では、部署の壁を越えた情報共有が積極的に進められています。顧客情報の共有による顧客サービスの向上や新たな顧客サービスの創出が、業務情報の共有による...続きを読む
- 2025.02.14
第八十四稿「多様性時代に高まるアンケートの意義」―社員を理解するための社内リサーチ―
■多様なバックグラウンドや価値観を持つ社員を理解するために 現代社会において、多様性はますます重要なテーマとなっています。企業は、多様なバックグラウンドや価値観を持つ社員を理解し、彼らのニーズに応えることが求められていま...続きを読む
- 2025.01.17
第八十三稿「スマホ脳にならないためのシステム思考」―全体を見る、過去や未来にも思いをはせる―
■視野も思考も狭まるスマホ脳が増えている 『スマホ脳』(アンデシュ・ハンセン著)によると、スマホを長時間使用すると視野が狭くなって周辺が見えにくくなり、また、スマホの画面に集中しすぎることで周りへの注意がおろそかになり、...続きを読む
- 2024.12.6
第八十二稿「部門の壁を越えるプロジェクト(会議体)の重要性」―会議体と会議の違い―
■会議と混同される会議体(プロジェクト) 会議と会議体という言葉を混同しているケースが多いように思います。会議体はプロジェクト組織のことであり、ISO9000の要求事項にも出てくるので知っている人も多いはずなのですが、会...続きを読む
- 2024.11.18
第八十一稿「電子文書に対応できない時代遅れの文書管理規程」―DX時代の文書管理へ―
■コロナ禍で進んだペーパーレス、はんこレスで文書管理規程が形骸化 コロナ禍で大企業から中小企業までテレワークの導入が始まり、出社しなくても仕事ができる電子メー-ルや電子会議の利用が拡大しました。その結果、ペーパーレスとは...続きを読む
- 2024.10.3
第八十稿「問題思考と課題思考の違い」―現状に束縛されずに未来に向けて働く―
■問題思考と課題思考の違い 問題と課題とは同じような意味を持つ言葉としてよく混同して用いられていることが多いのですが、実は全く意味が違う言葉です。問題は現状レベルを維持する上で解決しなければならない不都合な状態であり、課...続きを読む